大地震は必ず来る!

現在、日本で発生が懸念されている大地震は、 「東海地震」を筆頭に
「神奈川県西部地震」
「南海地震」
「東南海地震」
「南関東房総沖地震」
「宮城県沖地震」
「糸魚川-静岡構造線地震」
「日本海地震」
「神縄-国府津松田断層地震」などがあります。

「首都圏直下型地震」については、関東平野ではまだ見つかっていない活断層があるともいわれており、東京近辺(南関東)では、直下型の地震がいつおきてもおかしくない状況です。

また、日本には全国に1000箇所以上の活断層があるといわれていますが、日本の活断層は複雑なプレートの動きによって出来た活断層のため、どの活断層でも内陸直下型地震と無縁とはいえません。それは、この活断層がまるで順番を待っているかのように地震を発生させているからです。

いつ、どこで発生するのか?

資料:「地震調査研究推進本部」 2006年度版より

資料:「地震調査研究推進本部」 2006年度版より

30年以内に発生する、震度6以上の地震に見舞われる確率の予想

この資料によれば、やはり東海地方は非常に確率が高く、四国地方、北海道地方、九州地方も油断できない状況です。もちろん、「震度6以上の揺れ」の近隣地域でも相当な揺れが発生する可能性が十分にあります。

このデータから見ても、やはり震度6に耐え得る耐震対策を早急に取る必要があります。

しかし、耐震補強は進んでいません。

進まない、耐震補強

現在、新耐震基準を満たさない、耐震性が不十分な住宅は約1150万戸あると推計されている。
調査によると、耐震性に不安のある住宅(総合評点1.0未満)は実に83.5%。
新耐震基準(昭和56年5月)以前の住宅に限定すると、約96%が1.0を下回った。

しかし、耐震補強は進んでいない!!なぜか?

  1. 住宅の危険性を認識しているが、切迫感をもっていない。
  2. 耐震補強に要する費用の高さ
  3. 耐震補強に要する施工の煩わしさ
  4. 気軽に相談できる業者がいない

などである。

まず、上の1.に関してどのようにして住宅が倒壊するのか?

木造住宅の倒壊を減らす!

木造住宅の8割が、地震による倒壊の恐れがある。
とにかく、木造住宅の耐震補強を早急に進めなければならない。
木造住宅の倒壊原因の7割以上は、

「柱のほぞ抜け」

である。

では柱の「ほぞ抜け」とはどういう現象でどういう事例があるのか?有名な「阪神・淡路大震災」を例にご説明します。

阪神・淡路大震災において、倒壊による圧死者は全体の約8割、5千人を超えています。では何故倒壊が起きたのかについて、研究を進めました。 その結果、倒壊の大きな要因として「柱のほぞ抜け」という点に焦点が絞られました。
木造住宅(プレハブ、ツーバイフォーを除く)は基礎の上に土台がのっており、土台にほぞ穴という穴が開けられており、柱はこのほぞ穴に上から差し込まれています。震度3から5程度の横揺れの地震では柱等の軸組の力により地震の衝撃は吸収されます。

しかし強い直下型地震が発生した場合、家全体が真下から突き上げられます。その後柱が土台のほぞ穴より抜け、家が空中に飛び上がった状態となってしまいます。阪神大震災では10 cm以上家が飛んだとの報告があります。飛び上がった後家が下に落ちますが、その際柱が元のほぞ穴に戻れば良いのですが、揺れが続いているのでその様には成りません。

そこで柱がほぞ穴以外の部分に引っ掛かり土台から外れる為、またさき状態となり1階から2階につながる柱の部分に2階全体の荷重がかかるので、瞬間的に柱が折れてしまいます。
1階部分の柱が折れるわけですから当然1階は2階の重みで押し潰されてしまいます。

これが木造建築住宅が地震で倒壊する最大の原因になっています。

地震が発生した時の柱の動き

  • 平常時 柱はまっすぐ立っています
    平常時 柱はまっすぐ立っています
  • 地震発生 横揺れで柱が傾きます。少しの地震なら柱が左右にわずかに揺れてまた元の状態に戻りますが…
    地震発生 横揺れで柱が傾きます。少しの地震なら柱が左右にわずかに揺れてまた元の状態に戻りますが…
  • 強い揺れ さらに、強い揺れや、長いゆれが起こると柱は左右に大きく揺れるようになっていきます。
    強い揺れ さらに、強い揺れや、長いゆれが起こると柱は左右に大きく揺れるようになっていきます。
  • ホゾ抜け より大きく揺れていく、もしくは縦揺れが激しいと柱が上に飛び出し、抜けてしまいます。これが「ホゾ抜け」です。一旦抜けた柱は、元の穴に戻ることはほとんどありません。1階の柱は2階や屋根を支えきれず潰れてしまいます
    ホゾ抜け より大きく揺れていく、もしくは縦揺れが激しいと柱が上に飛び出し、抜けてしまいます。これが「ホゾ抜け」です。一旦抜けた柱は、元の穴に戻ることはほとんどありません。1階の柱は2階や屋根を支えきれず潰れてしまいます。
  • フルハウスの耐震補強金具はこれらを十分に補強する性能がありなおかつ工事期間の短縮、コストダウンも可能です。阪神淡路大震災では倒壊した木造住宅のほとんどの原因が柱のほぞ抜けです。